Net Zero Energy Building(ネット・ゼロ・エネルギー・ビル)の略称で「ゼブ」と呼びます。
快適な室内環境を実現しながら、建物で消費する年間の一次エネルギーの収支をゼロにすることを目指した建物のことです。
建物の中では人が活動しているため、エネルギー消費量を完全にゼロにすることはできませんが、省エネによって使うエネルギーをへらし、創エネによって使う分のエネルギーをつくることで、エネルギー消費量を正味(ネット)でゼロにすることができます。
ZEBを実現することのメリットには、エネルギー消費量を削減することの他にも様々なメリットがあります。具体的には、大きく以下の4つのメリットが存在しています。
エネルギー消費量の削減に伴い、建物の運用に係る光熱費を削減することができます。
自然エネルギーの適切な活用、個人の好みに配慮した空調や照明の制御などにより、省エネルギーを実現しつつ快適性・生産性を向上させることができます。
ZEBのような環境・エネルギーに配慮した建物は、他の一般的な建築物と比較して不動産としての価値の向上、街としての魅力の向上などにつなげることができます。
ZEBを実現することで、災害等の非常時において必要なエネルギー需要を削減することができ、さらに再生可能エネルギー等の活用により部分的にではあってもエネルギーの自立を図ることができます。
建築物を取り巻く関係者には、公共建築物のオーナー、民間建築物のオーナー、テナント(建物で働く人)、建物を訪れる人など、さまざまな立場のステークホルダーが存在します。ZEB化によって得られるメリットはその立場によって異なるものの、それぞれの関係者に対するメリットが存在します。
ZEBを進めるためにはエネルギーに関する総合的な知見から、設備に関する知識が必要になります。神野建設では、ZEBに関してのご提案を貴社に合わせて行います。三河地域のZEBのことなら神野建設にお任せください。